キズがつきにくい宝石の選び方

宝石は種類によって硬さが違い、
やわらかいものほどキズがつきやすく、
硬いものほどキズがつきにくいという特徴があります。

長く美しい輝きを楽しむには、
なるべくキズがつきにくいものを選びたいところですが、
硬さの違いはどうやって見分けたらよいのでしょうか。

宝石の硬さを示す尺度としてモース硬度というものがあります。

これは硬さといっても叩いたときの壊れやすさではなく、
ひっかいたときのキズのつきにくさをあらわしたもので、
やわらかい方から順に1〜10の10段階に分かれています。

宝石の中ではダイアモンドが最も硬く、
段階「10」の標準物質となっており、
地球上の鉱物の中で最も硬いとされているのです。

その他の宝石ではルビーとサファイアが9、
トパーズが8、エメラルドが7.5、オパールが6、パールが4、
などとなっています。

6以上はナイフでもキズをつけることができませんが、
4ではナイフで簡単にキズをつけることができます。

硬度の低いものほどキズがつきやすいので、
保管には気を配る必要があります。

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