ダイヤモンドの由来・語源

ダイヤモンドという宝石が、地球上に存在する、
天然の物質の中で最高の硬さを持つ物質であることは、
現代であれば誰でも知っていることと思います。

驚くことに、この特長についてははるか昔から知られていました。

その証拠が「ダイヤモンド」という名前のもとになった
「アダマス」という言葉です。

この言葉は、古いギリシャ語で「何にも征服できない」
という意味を持っているものなのですから。

その言葉が、もう少し時代が流れてから、
ラテン語に転じたものが「ダイヤモンド」であるということになるのです。

東洋人もまた、古くからこの宝石の美しさと硬さについては
知っていたようです。

ダイヤモンドの別名である「金剛石」の名を見れば、
これも素直に納得できそうですね。

いまは女性の憧れの的となっているダイヤモンドも、
古い時代は男性のアイテムでした。

その硬さから、「何者にも征服されることのない英雄の証」として
愛されていたようです。

ダイヤモンドは、パワーストーンとしても
最強の強さを誇る宝石でもありますが、
この宝石を持つ者の魂のレヴェルが宝石に追いつかない場合は、
持ち主が宝石のパワーに負けることもある、
ともいわれているので、気をつけましょう。