宝石学が発達するまではこのルビーに間違えられるものが、ルべライトとレッドスピエルの2種類の鉱物です。
真っ赤で似ているので間違えないようにしたいところですが、素人目には区別が難しいことも確かです。
魅惑的な赤色が特徴なために、多くの権力者を虜にしてきた宝石でもあります。
赤の中でも一際赤いとされているルビーには、鳩の血の意味となるピジョンブラッドもあります。
鉱物の分類ではコランダムとなりますが、組成の変化によって鮮やかな赤色となったのがルビーです。
サファイアもコランダムの一種でルビーの仲間ですが、色彩は全く違うものです。
ルビーとサファイアは混同する心配はありませんが、ルべライトとレッドスピエルの場合には間違えてしまうのは無理もないことです。
レッドスピエルはアルミニウムやマグネシウムを含む酸化鉱物で、サファイアに似たものもあります。
ルベライトは赤色のトルマリンのことで、ルビーと同様にラテン語で赤を意味する言葉が語源となっています。
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