宝石は通常、ネックレスやリングなどの加工品として販売されているのが普通です。
しかし業者間取引や、資産価値のある売買の際には、飾りやデザイン加工などを一切せずに裸のままの状態で扱われます。
ルースというのは、枠や台にセットされていない段階のカットが施された裸石のことです。
ルースは枠づけなどのセッティングをする時に、淵にある小さな傷程度なら隠れてしまうことがよくあります。
逆にいえばそれを隠すためにデザインとして加工されることすらあるわけです。
一方ルースの場合は隠すものが何もなく、石そのものの価値がそのまま見えることになります。
このため、ハイクオリティの石などは、必ずルースで取り引きされることが条件です。
デザインをカジュアルに楽しむだけなら気にする必要はありませんが、資産価値を考慮するのであれば、ダイヤモンドならGIAやHRDといった世界権威の鑑定書のついたルース状態で買うべきだといえます。
施されたカットも大きく影響します。
ダイヤモンドの場合には国際基準の評価価値を4Cで表わしますが、その時に評価されるのはラウンドブリリアントカットです。
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