指輪などの空枠には手作りのハンドメイド枠と、鋳造機による大量生産のキャスト枠という2つの作り方があります。
ハンドメイド枠はオーダーメイドの手作り枠です。
世界に一つしかない自分だけのオリジナルなデザインに仕上がります。
ただし、指輪などのデザインをおこしたり、地金を切ったり、叩いたり、削ったり、ひとつひとつ職人の手で作り上げられていくものですから、当然のことですが時間と費用がかかります。
キャスト枠は、同じものを大量に生産することができます。
仕上がりまでの時間も短縮され、コストを低くおさえることができるので、低価格帯の石に多く使われてきました。
近年日本のキャスト枠製造技術はめざましい進歩をとげ、いまや世界でもトップクラスになっています。
デザインや大きさの種類も豊富ですし、ほとんどハンドメイド枠と見分けがつかないくらいです。
最近ではキャスト枠を使うものが多くなってきています。
実際にキャスト枠を選ぶときに注意することは、石の大きさに合ったものを選ぶことが大事です。
また宝石とキャストとのバランスも重要です。
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